MASANORI HANDA

三角の家
2003年
大洋, 茨城 / 平塚, 神奈川

茨城県水戸市の南方に三角の屋根を持つ奇妙な地域がある。
家々の屋根は皆一様に三角に尖っているのだ。

この土地は都市部に住む人間が別荘の名の下に開発したエリアで、 当時の住宅メーカーはこぞって農地を買い取り新しい集落を開発していった。
2度3度とやってきたブームも現在は過ぎ去り、家々は草木に被われている。
欲求の先に出来た、この三角の住宅群を見る時、私は現世界に対する表現姿勢として間違いはないのではないかと感じるのである。
最近現地では、開拓の第一世代が終の住処としてこの土地に戻り、家庭菜園のようなものを初めている。
三角が合い言葉のジェネレーションドリーム

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